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当院は 完全予約制 となっております。
電話受付時間 09:00~12:00/14:00~18:00
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足をまっすぐ前に向け、線をはさむように等幅に、ゆるやかに歩きます。左右の歩幅が違ったり、片足がストン、と落ちるような歩行や外股、内股などの癖があると足腰を傷めかねません。靴底が不自然な擦り減り方をしている方も要注意です。
身長160センチの方で1分間に約60メートルののペースが目安です。 手荷物を持たないで、荷物がある場合はなるべくリュックサックなどにまとめ、偏りのない状態にしましょう。できるだけ平地を、ウォーキングシューズ(ジョギングシューズ)で歩きましょう。
まずは10分位から始めて、2カ月後には40分間、継続して歩行ができるように目指しましょう。これができたら徐々にペースを上げて丈夫な足腰をつくるようにしましょう。
構造医学の診療では、患者さんの疾患や体調、身長別に応じた歩行ペースを指導しています。簡単な目安を示しますが、必ず基本の歩行法をマスターした上で行ってください。
歩行イメージ
穏やかな速度
… 消化器 • 自律精神疾患
通常速度
… 婦人科 • 泌尿器疾患
やや速めの速度
… 呼吸 • 循環器疾患
靴は体調を左右するキーポイントになります。
靴底や甲が硬い素材で造られていて、地面と接する面積が小さい靴は、足の裏で滑らかな重心移動が出来ないため、疲れやすく健康を害しやすいといえます。代表格はハイヒールです。履き疲れると「膝が伸びない」「お尻が出る」ような歩行になって、姿勢を崩し、健康も台無しにしてしまいます。
硬い靴を履き続けていると、ふくらはぎをいつも縮んだ状態にするので、足がつりやすくなったり、血液循環を悪くします。また、足腰や首などにコリや痛みがある人は、着地する際のカツンという強い振動が足腰や首の関節を揺さぶるので、症状は徐々に悪化します。
対して、靴底の接地面積が広くて柔らかい素材で造られた靴は、足腰や首を守ります。着地の振動を靴底がすり減ることで吸収するからです。靴は底がすり減ることで体を守る役割をします。しかし底が硬い靴の場合は靴が長持ちするかわりに、体の健康やエネルギーをすり減らす結果になるのです。
スポーツジムや最近は家庭でもよく目にするルームランナー(室内歩行器)ですが、普通に地上を歩いたり走る程の効果はないので注意が必要です。
あなたがアスリート(心臓や特殊な筋群に負荷をかけて持久力をつけたい人)ではなくて、健康を目標に運動したい人であれば … 室内でバーチャル(疑似的)な運動をするより、屋外で地面の上を実際に歩いてください。自分の体重を推進する運動としない運動では、ふくらはぎをはじめ関連する筋群の活動のしくみは大きく異なります。また自ら動く環境と、動かされる状況では身体バランス能力が全く違ってきます。